ED治療

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男性の性機能障害の一つであるED(勃起機能不全)の治療薬を処方できます。
当院では、効果・副作用・安全性・実用性などを総合的に検討した結果、レビトラとシアリスの2種の薬剤を採用しています。いずれも先発メーカーの純正品ですから安心です。

レビトラ、シアリスは医薬品ですから、最初の使用に当たっては、医師の問診を受けていただき、適応ありと判断された場合に処方できます。使用を希望するご本人との直接対面で診察が出来ない場合は処方できませんのでご了承下さい。

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尚、ED症状に関与する男性ホルモン値(テストステロン)の採血検査も実施することができます(自費 税込み2,700円)。男性ホルモン値が低値であった場合は、ホルモンをアップさせる対策もアドバイス致します。

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EDの治療は通常は泌尿器科、あるいはED専門クリニックで行っていますが、そういう科に行くのは少し恥ずかしいと感じる方もいます。その点、当院の主たる標榜科は整形外科ですから、あまり目立たずに通院することができます。
EDの症状は長く続いたままにしていると、性機能がますます萎縮する可能性がある他、気分が落ち込んで鬱的になる場合もあります。また、自分だけの問題ではなくパートナーとの関係がギクシャクすることにもつながりかねません。
ED症状が気になったら一人で悩まず、お気軽に当院にご相談下さい。

ED(勃起障害)外来のご案内

よくあるED治療の問題点

ED治療に当たっている病院・医院は全国に多数ありますが、だいたいどの医療機関でも診療内容は、簡単な問診の後で単にED治療薬(バイアグラ等)を処方するだけです。

確かに治療薬でその時は解決する方もおられますが、EDは慢性疲労、糖尿病・動脈硬化などの基礎疾患、メンタルストレス、自律神経バランス不調あるいは全身的な活力低下の反映であることも少なくなく、それらの要因が関与している場合、単に陰茎血管拡張作用を期待するED治療薬を飲むだけでは満足のいく結果を得るのは難しいでしょう。

当院ED治療の3つの特徴

【1】点滴療法の活用

最大の特徴は、点滴療法を活用できることです。症状・体質・基礎疾患により点滴の種類は選択しますが、ED男性にはマイヤーズ点滴の有効例が少なくありません。マイヤーズ点滴はストレスを緩和し足腰を温めることで、EDからの早期の回復を促進します。
因みにマイヤーズ点滴は女性の性機能障害にも有効です。

【2】原因アプローチ

ED症状は時に、何等かの疾患や衰弱が隠れていることがあります。問診から必要な検査を選択し、体の現状を正しく認識することで効果的な治療方針を決定できます。
なお、検査については極力、時間・費用の負担が少なくかつ意味のある検査に絞ります。
追加の精密検査や治療が必要と判断されたときは、最適な病院をご紹介可能です。

【3】長期的視点

「今だけ」 「今夜だけ」ではなく、長期的に健康生活を楽しんでいただくために、性機能の土台となる全身の健康をご支援いたします。
正しい食生活や運動方法の助言、若さを保つ栄養素などもご提案することができます。

ED治療の流れ

当院では、次のような流れでED症状に対応します。

  • 問診で既往歴・治療歴、現在服用している全ての内服薬のチェック、ED症状の経過および生活背景などを伺い、大まかな原因推定と、リスク評価を行います。
    (心血管系に疾患が疑われる場合は、胸部レントゲン検査や心電図検査を行う場合があります。)
  • 食事や睡眠などに関する生活習慣の改善アドバイスを行います。
  • 副作用リスクが高くなく、効果が期待されると判断される方には、一般的なED治療薬を処方します。当院ではレビトラあるいはシアリスのどちらかを選べます。ご利用される方の好み・ご希望・相性に応じて選んでいただくことができます。

レビトラ シアリスの選び方 特性比較

レビトラ 長所 : 速く効く。行為の15分~30分前の服用でも即効性あり。硬さ・太さが出やすい。食事の影響は多少あるが、食後にでも使える。
短所 : 効果の持続は比較的短い。顔の火照り、のぼせ、頭痛などの副作用はやや頻度が高い。
シアリス 長所 : 長時間効果が持続しやすい。人によっては翌朝まで効果が続く。マイルドに自然に効いてくる感じでレビトラよりも副作用は少ない。食事の影響がないので食後すぐにも使える。
短所 : 効果発現までがやや遅い。効き目が出るまでに1時間ほどかかる。効果持続時間が長いが、効果が長すぎて困る場合もあり。

ED治療薬としてもう一つ有名なバイアグラもありますが、食後では薬剤の吸収率が著しく低下して効き目が現れなくなるなど、実際上は使いにくいという欠点があるため当院では採用しておりません。

以下の方にはレビトラあるいはシアリスを処方できません。
  • 硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を処方されている方。亜硝酸剤には飲み薬だけでなく、舌下錠、貼り薬、吸入薬、注射、塗り薬、スプレーなどもあります。
    レビトラと併用することで急激な血圧低下から死亡する可能性もありますので、絶対にレビトラは使わないでください。
  • 狭心症(不安定狭心症・異型狭心症含む)・うっ血性心不全・先天性の心血管系異常などの心血管系疾患で治療中あるいは既往のある方
  • 先天的に不整脈(QT延長症候群)がある方や、現在、抗不整脈薬を使用中の方
  • 最近6ヵ月以内に脳梗塞・脳出血心筋梗塞を起こした方
  • 重い肝障害のある方
  • 血液透析中あるいは腎障害のある方
  • レビトラ錠を服用して、過敏症(アレルギー)を起こしたことのある方
  • 低血圧(最大血圧が90mmHg以下)の方
  • 未治療の高血圧症の方(最大血圧が170mmHg以上または最小血圧が100mmHg以上)
  • 抗ウイルス薬(HIV治療薬)、抗真菌薬(内服)を使用中の方
  • 肺高血圧症治療薬リオシグアト(アデムパス)内服中の方。
  • 網膜色素変性症(進行性の夜盲)の方
  • 女性
  • 未成年者

レビトラの主な副作用

10%以上 顔などのほてり 頭痛
1%以上 動悸 めまい 胃もたれ 吐き気 鼻づまり感
1%未満 血圧上昇 頻脈 不眠 ふらつき 肝機能障害 背部筋痛 口が乾くかゆみ 視覚異常 目が霞む 結膜炎
0.1%未満 低血圧 心筋梗塞 不安 記憶が飛ぶ 嚥下障害 関節痛 射精障害 顔の浮腫み 起立性低血圧 狭心症 緑内障 持続勃起※ など

シアリスの主な副作用

1%以上 顔などのほてり 背部痛 四肢の筋痛 頭痛 鼻づまり感
0.2~1% 動悸 眼の充血 眼が霞む 結膜炎 胃もたれ 胃炎 肝機能障害 めまい 疲労 体重増加 倦怠感
0.2%未満 狭心症 高血圧 低血圧 耳鳴り 視野欠損 結膜炎 便秘 軟便 腎機能障害 頸部痛 末梢浮腫 口が乾く 皮膚の紅潮 多汗 失神 起立性低血圧 網膜静脈閉塞 網膜動脈閉塞 食道炎 かゆみ 持続勃起 など

※持続勃起症状に関する注意
4時間以上の勃起延長又は持続勃起<6時間以上持続する痛みを伴う勃起>が外国にてごくまれに報告されています。持続勃起に対する処置を速やかに行わないと陰茎組織の損傷又は勃起機能を永続的に損なうことがあるので、勃起が4時間以上持続する症状がみられた場合は直ちに泌尿器科専門医の診断を受けることが必要です。

レビトラあるいはシアリスを服用され、万が一副作用が現れた場合は、服用をやめてお早目に再受診下さい。必要な対策を講じます。

シアリスの主な副作用
  • 内服薬の使用後にED症状が改善し、副作用などの問題なかった場合、次回からはご来院の上ご希望の申し出に応じて同じ薬を処方いたします。
  • 効果が不十分だった場合、点滴療法を併用することができます。ご希望の方は院長へ直接ご相談下さい。マイヤーズ点滴を中心とし、症状と体質に合う点滴液の内容をご提案いたします。

ED治療薬(自費)の価格

レビトラ錠(10mg)

レビトラ錠(10mg)

1錠当たり1,760円(税込) 2錠単位でお渡し

バルデナフィル(10mg) (レビトラのジェネリック薬)

バルデナフィル(10mg)

1錠当たり1,540円(税込) 2錠単位でお渡し

シアリス錠(10mg)

シアリス錠(10mg)

1錠当たり 2,090円(税込)   2錠単位でお渡し