プラセボ効果とは?

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【2】プラセボ効果とは?

「プラセボ効果」という言葉はご存知でしょうか? 「プラシーボ」とも呼びます。

英語の綴りはplacebo。日本語では「偽薬」効果、と訳されています。

プラセボ効果とは、簡単に言うと、
「このクスリは良く効く」と思い込んで飲むと、例え薬効がないはずの偽薬であっても病気の症状などが良くなってしまう効果のことです。良い意味での暗示効果と言えます。

「プラセボ」とは、偽薬。「ぎやく」と呼びますが、その名の通り、にせぐすり、です。

何か本物の薬があるとして、例えば錠剤だとすると、それと外観や重さなどがそっくりに作られたものがプラセボです。プラセボの材料としては、人間には少量ではほとんど体調に影響の無い乳糖などが用いられることが多いようです。但し、乳糖不耐症の人などには下痢などの症状を現す可能性もあります。

プラセボは薬剤開発で重要な役割をしています。

というのは、プラセボだけでも人によっては非常に高い効果が出る場合があるのです。ですから、新しく開発した薬剤が、本当に効く薬かどうかを調べるには、プラセボに比べて統計学的に差が出る程度に効いたことを判定しなければなりません。

人間は、「おまじない」が効く動物です。

これ自体は悪いことではありません。つまり人間は暗示というしくみを利用し、自律神経を介して心と体を繋ぎ、自分で自分を治す力を高めることが出来るわけです。

長い歴史の中で「薬」というものの存在が当たり前のように浸透している社会においては、私たちはそれが「薬」であると認識すれば、相当に強い暗示効果を一瞬にして自分にかけてしまいます。

これは無意識におこる社会的な暗示といえます。

現代では、「これは効く薬だ」と認知されていて何度も広告で見聞きしていたり、医師から効果を説明されたりすることで、恐らく古代のカリスマ祈祷師が行う呪術よりも強い暗示効果を発揮しているかもしれません。

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