2008年10月記事リスト

こんにちは。院長の平です。

今回は、ちょっと趣向を変えて、当院のCT装置に関するお話です。

ご存知のようにCT(computed tomography)はコンピューター断層撮影のことで、回転するレントゲン装置でグルリと360度の体の情報を集め、断面画像を得る診断機械です。

2005年の2月、小豆沢整形外科開業前の設備計画のとき、私はCTの導入について検討していました。以前から医院開設するならCTを入れたいと考えてはいました。

しかし安い機械ではありません。誰も支援者もいない個人開業医の私が設備投資にお金をかけすぎて大丈夫なのか? と躊躇する心の声が聞こえました。本当に下手をすると経営を圧迫、それどころか破綻してしまいます。

はっきりいくらとは申せませんが、○千万円の買い物です。相当迷いました。

CT検査が必要な患者さんは他病院に紹介依頼して撮ってきていただくことも可能です。実際MRIに関しては現在そのようにしていますが、CTはMRIよりも素早く手軽に検査できるというメリットがあります。

CTは脳や内臓の診断に多用されていますが、実は骨折の診断に非常に役立ちます。骨折を疑う怪我の患者さんに対して、病院ではまずレントゲン(X線)撮影をしますが、部位によっては複数の骨が重なって写り、骨折部の影が見えないこともしばしばあります。そのために受傷部位を角度を変えて何枚か撮影しますが、それでも判別しづらいことは稀ではありません。そのときにCTを用いると、断面画像が得られるので、通常のレントゲン写真で見えない骨折を発見することができます。(但しあまりにも小さい骨折はCTでも見えないことがあります。)

骨折はその場で何とか処置をしてあげられないと、痛くて大変です。急いで診断・処置してあげないと困る患者さんに、わざわざ他の病院に行っていただかなくとも自分のところで検査してあげることができたら、地域の方々に信頼される医院となれるのではないか、とも思いました。

また、日帰りでの健康診断にも力を入れていきたいと考えていましたので、メタボリック・シンドロームにかかわる内臓脂肪検査などにもCTは活躍してもらおうとも考えていました。

結局、大きな初期投資ではありましたが、私たちの医院の診療にはどうしても必要だと結論し、恐いながらCT導入を決断しました。開業医なので安い中古機械を設置するという手もありますが、単に形だけで性能が悪いのでは納得できなかったので、当時の新品モデルにすることにしました。

続く

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今、『アンチエイジング』の言葉が流行り、若返りや病気予防に社会的に関心が高まっています。

けれども、ビタミン注射、エステやサプリメントなどのように、「何かを足す」手段よりも先にするべきことがあります。

それはどういうことかと言いますと、まず、体に「悪いもの」を排除すること。

「悪いもの」とは?

色々ありますが、社会的に広く普及している「悪いもの」の代表が、タバコです。

(タバコの害については、「禁煙外来」を参照下さい。)

よく見られるのが、疲労が溜まって風邪引いてゲホゲホして、ビタミン注射や点滴に通っているのに同時にセッセとタバコを吸っている人。エステやサプリメントには熱心でお肌をとても気にしているクセにヘビースモーカーの女性とか......。全くナンセンス。バカバカしくて話になりません。

タバコを止める...... 社会全体のアンチエイジングとして、最も重要課題だと考えます。

それにしても日本の国、というか政治? 役所? は全く狂ってますね。

タスポが導入されたとは言ってもコンビニでは売り放題ですし、逆にまとめ買いする人が多くなったらしいです。どこのレストランでも吸い放題ですし......。

喫煙は国家財政にも何兆円にもマイナスになることが計算でわかっているのに、テレビや雑誌や町角の巨大看板などで一所懸命にタバコを販売しています。実際はJTが売っているのですが、国家として許可し応援していますので、こんな状態では、喫煙が目立って減ることはないでしょう。

外国産タバコが多くなっていますが、これは欧米ではタバコが売りづらくなっているので、諸外国はタバコ天国の日本に圧力をかけて売りつけているだけです。日本の外交は外国にへいこらして売ってあげているという、非常に情けない構図です。外国ではあんな大々的なタバコの看板など出せないことになっているんです。

この国は、国民の健康福祉や自国の財政よりもJT関連の企業収入や外国へのご機嫌取りの方が、とおーっても大事みたいです。喫煙者は国に騙され続けてタバコを吸わされていることに気づくべきです。

これを読んでいる賢明な方は、国家に騙されることなく、自己防衛のため、主体的に禁煙されることをお勧めします。

当院、小豆沢整形外科では、設立以来予防医学に取り組んでいます。予防医学の前提として、禁煙治療も応援しています。

今年になって、画期的な飲む禁煙補助薬、チャンピックスが発売され、「健康保険適応」で、比較的安い費用で禁煙治療がうけられるようになりました。これを飲めば、辛い思いをすることなく、楽にスムーズにタバコから決別できます。(正確に言うと、100%ではありませんが。)

1日2回、朝夕1錠ずつ飲むだけです。詳しくは当院サイトの「禁煙外来」をお読み下さい。

次号ブログからしばらく、禁煙関連について述べていきます。ではまた。

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