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交通事故後遺症<治療内容

交通事故後遺症

巷の整形外科には、交通事故後遺症の患者さんなどに一度リハビリやマッサージのコースの指示を出すと、そのままスタッフに任せたまま何ヶ月も診察しないという医者も多いようです。これでは治療の効果判定も修正もできず、治るものも治りません。

当院院長は交通事故後遺症治療の臨床経験豊富な整形外科医師です。リハビリスタッフも、本気で患者さんに楽になってほしい一心で努力しております。医師とスタッフは患者さんの症状や訴えについて連絡を密に取り、適切な治療の選択を遅滞なく行っております。

交通事故で通院中の患者様へのアンケートリンク

交通事故の患者様の声1リンク

交通事故の患者様の声2(なかなか通えない方へ)リンク

多い頚椎捻挫

我が国の交通事故統計を見ると、平成15年の死者数は8000人を下回ったものの、ケガは重症・軽症を含めると118万人に達しました。交通事故によるケガの件数は最近むしろわずかずつ増えつつあるようです。

外傷性頚部症候群イメージ

中でも、車に乗っていて、停車中に後続車に追突されて、頚部あるいは背中の上部に衝撃を受けたことで起こる頚部損傷(交通事故による頸への衝撃はいわゆる「ムチウチ症」とも呼ばれていました。 最近では「頚椎捻挫」と 呼称されることが一般的です)が最も多く、交通事故の負傷者数の53.2%を占めています。

その主な症状は頚部痛、肩から背の痛み、手のシビレなどの他、めまい、脱力、だるさなど様々です。 自律神経症状を含んで多彩な症状を呈するものは最近では「外傷性頚部症候群」と呼ばれることも多くなってきました。

よく解ってくれない……

信号待ちで停車中、いきなり後ろからドーンと追突され、受傷直後は動転しているせいもあり、特に症状を自覚しないのに、2〜3時間経ってから首の後ろが痛くなって次の日から頚を動かせなくなった、というのが交通事故で最も多い頚椎捻挫の代表的な例です。

交通事故に遭ったあとから頚や背中が痛いので医者に行ったのに、レントゲンで特に骨折やズレが無いために、何も異常なしと言われて治療も満足に受けられなかったり、医者には相手にされず、挙句には「気のせい」と言われたり精神病扱いされて安定剤や精神科の薬だけ渡されたり、といった経験をされて、肉体的・精神的苦痛にさいなまれている交通事故被害者の方は少なくないようです。

辛い症状・社会的損失

さらに、加害者側との交渉の難航、保険会社からの支払い打ち切りの圧力なども不安を掻き立て、自律神経の不調を悪化させることで痛みや様々な不快感を助長してしまいます。

交通事故に伴う症状は、手術や入院を要する大きなケガではなくてもご本人は多大な苦痛と不安を経験し、仕事や生活に悪影響を与えています。

しかも交通事故は数が多いだけに社会的にも莫大な損害を生じていることになります。 医療側、特に整形外科医師での認識ですが、最近では交通事故による特徴的な症状について学会でもトピックとして取り上げられることも多くなりましたが、しっかりと病態を認識して、真正面から交通事故障害の治療に取り組んでいる病院はいまだに少ない印象です。

整形外科では他の疾患による患者さんの数も非常に多く、手術も要さず骨の形も正常で、症状だけ様々訴える患者は治療方針が立てにくいということも理由にあるようです。骨折のようにレントゲンなどではっきりとした所見が見られないことが多い交通事故障害は、長い苦痛を訴えても周囲からは軽く扱われがちで、それが不満となってますます症状が悪化するという悪循環がしばしば発生しています。

症状の原因

交通事故による頚椎捻挫や腰椎捻挫では、レントゲンやMRIで見えるよう骨や筋肉の損傷を伴うものは稀です。画像検査で骨や筋肉の断裂が見つかる程度のケガであればたいてい救急車で運ばれています。

頚椎捻挫や外傷性頚部症候群、あるいは腰部捻挫などと呼ばれる交通事故後の症状は、頚や腰なでの筋組織が、衝突による重い衝撃を受けたあと、筋肉の反射的過緊張や自律神経過敏症状が生じ、組織の血行障害がおこり、それによって痛みの物質が流れ去りにくくなっていると考えられています。

多くの場合は2〜3ヶ月以内に治癒しますが、10〜20%程度の患者さんでは2年以上も長引くことがあります。早期の治療が重要で、受傷後の早期から十分な治療を受けられた場合はより早く治りやすくなります。

どうすれば治るの?

治療には筋組織のリラクゼーション、ストレッチング、牽引、適度な筋力訓練などの運動療法、血行改善・早期の鎮痛のための物理的療法(赤外線、低周波、マイクロ派など)、薬物療法などを同時並行的に進めていく必要があります。

更に、各種の局所麻酔注射や神経ブロック注射なども非常に有効なことがあります。

強い痛みを無理やり我慢していると、末梢神経や筋組織の質が悪化して本格的に慢性化してしまう傾向があります。痛みで動作が困難だったり、一日中続いて精神的集中ができないような場合には、早めにしっかりと痛みを取る治療を受けられた方が明らかに良い結果が得られます。

痛みが慢性化して悪循環にはまっている可能性がある場合には当院では注射を用いた治療をお勧めする場合もあります。

注射は恐いと思われる方も多いですが、当院で行う各種の注射は危険の少ない方法のみを用いています。平院長はこの領域の注射には多くの経験を有しており、問題となる合併症を残したことはありません。

注射手技には西洋医学的な解剖学・整形外科学・麻酔科学の知見に加えて、中医学の鍼灸知識を活かし経穴(ツボ)や経絡を利用して注射することで鎮痛効果を一層高めています。

一瞬のチクッという感覚を我慢して、その後長い時間痛みが楽になったとしたらいかがでしょう? かなり得をした気分になれるはずです。一度楽になる実体験をすることで、治癒できるという自信を感じることができ、それが自律神経を介して実際に痛みを和らげていきます。更に、強い痛みが和らぐことによってリハビリやマッサージの効果も格段に向上します。

精神的・感情的ケアを通じて自律神経の機能障害も正常化していくことも大切な治療の要素です。

交通事故の精神的トラウマによって不眠や鬱(うつ)、パニック障害の症状を誘発してしまうことも稀ではありません。そのような場合には一時的に睡眠導入剤、抗うつ剤あるいは精神安定剤などを使用していただくこともあるかもしれません。

痛みで生じたうつ状態は、更に痛みを悪化させて悪循環を作ります。うつに対する治療薬を使って腰や肩の痛みが劇的に改善した患者さんも実際に多くみられています。

当院の治療姿勢へ続きます。─

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