院長 平竜三のブログ診察室では伝え切れない、詳しい医療情報を語ります

なぜ漢方ではクワンチ後遺症が治らないのか?①

  • 2024.03.31

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 なぜ漢方ではクワンチ後遺症が治らないのか?

はい、リスナーさんこんにちは。

10分聞いたら1年寿命が延びるラジオです。

私は東京都板橋区の小豆沢整形外科院長の平竜三です。

当チャンネルは知って実践するだけで

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健康情報や予防医学の考え方など現役医師の立場で検証し

リスナーさんと共有いたします。

楽しい話、怖い話、ワクワクする話、びっくりする話、次々に出てきます。

中にはあなたの信念と真逆だったり、

いわゆる常識がひっくり返る話も出てきますが、

きっとあなたやご家族の健康に

非常に役立ちますのでぜひ楽しんでお聞きください。

では早速始めます。

はい、リスナーさんこんにちは、
あるいはこんばんは。

今回は漢方でクワンチ後遺症、
あるいはコロナ後遺症を治すのが難しい5つの理由、
というテーマでお届けします。

もう一度言います、
漢方でクワンチ後遺症や
コロナ後遺症を治すのが非常に難しい5つの理由です。

はい、前回のこのラジオでは
クワンチ後遺症の症状と
漢方薬処方の効能のリストが結構似てるということで、
処方されていることが多いのだけれども
実際はほとんど効きませんよ、
効いてませんよっていう話をいたしました。

今回はさらにそのなぜ効かないのか、
ということ病態メカニズムをちょっと深く掘り下げて
分析して皆様と共有したいと思います。

では早速行きますけど、
漢方薬が効かない後遺症の治療に効かない理由その1つは、
後遺症はクワンチ後遺症とかはですね
漢方で扱える範囲の疾患ではないということですね。

ではどういうことなのかっていうと
まずクワンチ後遺症の病態というのは
一体その根底には何があるのか、
といろんな症状ありますよね。

倦怠感とか全身の痛みとかめまいとか食欲不振とか。

これの根底にある原因動態ですね、
体の中で何が起こってるのかってことなんですけども
今まで私が調べたり、

あるいは患者様の病態とかを検査をして
分かったことがいくつかあり、
その1番の問題は免疫系の異常暴走ですね、
これがあるわけです。

サイトカインというね
免疫の情報伝達物質がコントロールできなくなって
過剰に分泌して制御不能になっている状態。

そしてそれに伴って血管の内側ですね
全身の血管の内側が炎症状態になっている。

これはスパイクタンパクと発現して
そこに免疫細胞が攻撃してるんですね。

さらに血液全体全身の血液が炎症によって凝固脳が亢進してます。
血液がまあドロドロになってるって事なんですが
赤血球がくっついてるってだけではなくてですね、

その周りの結成という液体の部分のね
凝固脳の更新して非常にこう粘り気が強くなって
血液の循環酸素栄養の運搬が滞ってるわけです。

さらにひどくそれがひどくなると
実際に血栓症とか起こして
非常にこう重篤な疾患を発症することもあります。

それからこれを言う強い炎症状態にあると
自律神経のネットワークっていうのがね破綻するんですね。
これ自律神経のつながりのシステム自動制御システムのこと
エンドカンナビノイドシステムなんていうものがありますけど、

そういうのが分断されてしまって
お互いの臓器の連絡が非常にこう
不調をきたしてしまうとそういうことがあって、

まあ例えば動悸だとかね
めまいだとかそういったものも出るわけですね。

それから全身のだるさっていうのは
これミトコンドリアの機能障害っていうものね、
根底にあるって事も報告されております。

でこういったものが実際のクワンチ後遺症の
病態の症状の原因になってるわけですね。

一方で漢方薬が扱う疾患っていうのは、
まあそういうクアンチのようですね

とんでもないこのハイテクの毒素
人工毒素とかによるものではなくて、

普通の生活の中でくるストレスだったり
栄養不足食べ過ぎ太りすぎ
あるいは寒い環境とか熱い環境とかですね。

それから体質的にもともと弱く虚弱だったりと、
そういった体質食事環境に原因のあるまあそういった疾患ですね、

まあそれが漢方薬の症状行動になってるわけです。

なのでこの効能と似てるからと言ってですね、
このの症状と似てるからといって
アンチの後遺症を治せるというものではないんですね。

もともとはいこれは仕方ないことで
漢方薬が悪いというわけではなくて
こう範囲が違うジャンルが違うわけですよね。

もう一度言いますけど
クワンチ後遺症の病態とまとめて言うと。
血液免疫の慢性の激しい炎症状態なわけですね。

一方で漢方薬を使う疾患はいわゆる不定愁訴ということで
体質とかねそういったものをによる不調ですね。

そういったものを良くするわけです。
で、そういうとですね、
クワンチ後遺症の人の血液検査すると
そのCRPが高くないじゃないかとね。

CRPって炎症のマーカーですけどね
そういう人が高くない人多いんですが

実はですねCRPが高くなくても
立派に慢性炎症があると状態あるんですね。

これは後日別の記事で別に書いてですね
証拠を揃えてお話ししたいと思います。

はい、えークワンチ後遺症を漢方薬で治すのが難しい理由その2。

実はその後遺症ですねしばしば消化管
胃腸ですね胃腸の細胞も
そのスパイクタンパク等によってターゲットとなって
胃腸が弱ってるんですね。

胃腸が弱ってるとこ持ってきて、
漢方薬っていうのは内服薬ですから
消化管胃腸を通して吸収させようっていう
そういった目論見というかですね。

あの経路の薬なのでそもそも漢方薬が
吸収利用されにくい状態なんですね。

なので、そういう方に
次から次へと漢方薬を出していくとですね。

まあ味もあんまり美味しくないですし、
ますます食欲低下して栄養吸収が不良になって、
病態全体が悪くなってしまうということが結構あるんですね。

実際に漢方薬をたくさん処方されて、
食欲ない食欲を出そうという漢方をもらって
ますます食欲なくなって痩せてしまって
弱ってしまってフラフラになってきたという人を
何人も見ております。

なので漢方薬は消化管から吸収されるものなので、
ちょっとねクワンチ・コロナ後遺症には向いてないというのは
もうこれ原理ですね、

はい、えーもう一度次の漢方薬が効きにくい理由は、
漢方薬っていうのは実は長期手法には向いてないですね・

で、後遺症は結構こういう最善の治療をしたとしたとしてもですね、
結構かかること多いんですけども
漢方薬をですね漫然と長期手法で
直そうとしてもこの長期手法に向いてないです。

長期に飲み続けるといろいろ問題が起きてくるんですね、
漢方薬っていうのは意外と漢方薬は
副作用ないと思ってる人がまあ患者さんにも医者にも多いんですけども
実際は結構漢方薬副作用あります。

「なぜ漢方ではクワンチ後遺症が治らないのか?②」へ続く

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