リハビリテーション科

当院のリハビリ室は2022年10月に閉鎖し、以降、当院では物理療法やマッサージは行いません。 リハビリ治療は当院直営のライジング鍼灸接骨院で行います。
小豆沢整形外科受診されたことがある方は、当院の診察券をお持ちの上でご訪問下い。当院と情報連携の上でスムーズに施術ケアが受けられます。
ライジング鍼灸接骨院へ初めてかかりたい方は、できる限り最初に小豆沢整形外科を受診し、一通り診察検査を受けられ、医師の診断情報のもとで通院されるよう、お願いいたします。ライジング鍼灸接骨院は小豆沢整形外科の監修で設立され、充実した治療設備と、経験豊富な治療家揃いの施設です。

マッサージ・運動療法・鍼灸療法等を組み合わせて、様々な体の痛みや不調をやさしく快方に導きます。

重点治療疾患

交通事故によるケガ

交通事故のイメージ写真1

当院は、交通事故後のケガの治療にも重点を置き、豊富な治療実績を有しています。
2018年現在、13年間で交通事故関連外傷の治療件数約1,200件、後遺障害診断書発行数は600枚以上に達し、通院された方からは概ねご満足をいただいております。関東一円はもちろん、東北や近畿地方などの遠方からも事故後の患者さんが熱心に通院され、大きな成果を得て元の生活に復帰されました。

交通事故後の様々な症状の病態は、転倒やスポーツなどのケガとは全く異なります。
交通事故の怪我の特徴は主に3つあります。

  1. 体の深部(骨髄・脊髄・神経根など)に達する重い衝撃によるケガが多いこと。
  2. しばしば複数部位に受傷し、それぞれが影響し合い症状が複雑になりやすいこと。
  3. 続発する仕事・お金・法律などに関する心理的ストレスが症状を悪化・長期化させる。

交通事故治療を行う医療機関には、

  • 交通事故特有の病態メカニズムの深い理解
  • 様々な症状に対応できる治療技術
  • 患者さんとの対話と共感
  • 法律・制度の詳しい知識と適切な利用法律・制度の詳しい知識と適切な利用法律・制度の詳しい知識と適切な利用

の全ての条件が揃うことが不可欠です。

交通事故のイメージ写真1

当院の平院長は、当院開設前から交通事故外傷の治療に深く取り組み、工夫と改善を重ね有効な治療法を見出してきました。他院に通院してみたが効果が得られなかった方も、当院へ転院して随分緩和された、という事故患者さんが実際多くおられます。

交通事故の後はしばしば、面倒な手続きや厄介な交渉事によって余計な不安や精神的ストレスが伴うことがあります。
でもご安心下さい。当院では医師も事務スタッフも、事故の保険制度と慣習に精通しています。
「これからどうしてよいか解らない」という方にも詳しくガイド致します。
必要に応じて交通事故解決に実力ある弁護士さんもご紹介できますので、弁護士さんを探す際には、まず当院へご相談下さい。

交通事故のイメージ写真1

症状の慢性化を防ぎ、後で保障で損しないためには、治療面・制度面で交通事故に高い専門性を有する医院で早期から最適な治療を受けることが大切です。

当院は日曜日も交通事故外来を受け付けております。
交通事故外傷はスポーツや転倒等のケガとは違います。
症状の慢性化を防ぎ、後に妥当な補償を受けられる為に、早期から専門性の高い整形外科で十分な検査・治療を受けられ事をお勧めします。
東京都内はもちろん、埼玉県、神奈川県、千葉県で交通事故に遭われた方も、ご遠慮なく当院へご相談下さい。

スポーツ支援

スポーツ支援のイメージ写真1

スポーツは身体を鍛えるだけではなく、人生に楽しみや彩りをもたらしてくれる半面、ケガのリスクも伴います。スポーツ外傷は骨折をはじめ、軟骨・筋・腱などの断裂、使い過ぎによる組織炎症、背骨の椎間板ヘルニアなど様々です。

膝関節外傷

特に関節関連のスポーツ外傷、例えば膝の靭帯や半月板損傷などは治りにくく、中には完全には元通りにならないケガもあります。

スポーツ支援のイメージ写真2

関節周辺のケガで整形外科にかかると、医師から以降のスポーツは諦めるよう厳しく指示される場合も少なくありません。ですが、今まで打ち込んできた好きなスポーツが今後ずっと出来ないとなると、人によっては生き甲斐を無くし、悲嘆に暮れてしまう方もいます。

当院では、スポーツも人生のQOL(Quality of Life : 生活の質)を決める大切な要素の一つと認識し、出来る限り個人のスポーツへ復帰のご希望を叶えられるよう、可能な医学的手段を積極的に提案いたします。
もちろん、重症のケガあるいは受傷初期は運動制限が必要ですが、急性期を超えた後はできる限り動きながらスポーツや仕事に早く復帰しながら治療することを目指します。
万一、永続する組織損傷を残した場合でも、機能的に同等の能力に近づける手段を検討します。すなわち、たとえ組織がケガする前と全く同じに戻らなかったとしても、実際的に同じような動きを取り戻し、痛みのない状態に近づける方法を患者さんといろいろと一緒に試し、スポーツライフをご支援します。

スポーツ外傷の治療手段は様々です。手術、外固定(ギプスなど)、注射、装具、物療(温浴、低周波、赤外線など)、マッサージ、関節リハビリ、筋トレなどがあります。それらをケガの部位、重症度、症状、時期、体格、個人のご希望などに応じて組み合わせて治療します。
その中でも当院が力を入れている治療手段の一つが装具(サポータ、ブレイス等)の利用です。

当院では、ケガの後のスポーツ復帰に役立つ、様々な装具類を利用できます。
特に多い膝の損傷に関しては、ナイロン製の軽量サポータから、強化カーボンファイバー製の頑丈な機種まで、病態と要求度に応じて、様々な装具製品をご提供し、運動制限期間を短縮します。

ちなみに、膝靭帯を負傷したプロスポーツ選手の間で評価の高いハイエンドブレイスの一つ、Donjoy ブランド膝関節機能性装具に関しては、メーカー専門技師が下肢形状の直接3次元モデリングを行い、コンピュータデザインによって完全カスタムメイドで製作され、2週間で完成・納品されます。

膝関節装具1
膝関節装具2

Donjoy 膝関節装具は世界のプロ選手も使うアメリカ製の高級機種ですが、健康保険対象の医療器具認定を受けていますから、費用は3割負担で購入することができます。

膝関節装具3
  • 膝の靭帯を損傷したが、スポーツは続けたい。
  • できることなら、手術は今直ぐは受けたくない。

そういう方は一度当院にご相談下さい。

ケガに屈しない! ケガに屈しない!
その他の関節外傷

よくある足関節の骨折や靭帯損傷、手関節のTFCC損傷や主根靭帯損傷、肘関節の側副靭帯損傷などに有効性の高い医家用機能性装具を各種豊富に用意しています。

傷の部位・程度・時期に応じた適切な装具を利用することで、関節動作と生活機能を極力維持しながら疼痛や組織損傷の回復を促進することができます。

脚関節装具 補強Xベルト付脚関節装具 補強Xベルト付
膝関節装具 簡易タイプ膝関節装具 簡易タイプ
膝関節用 スポーツタイプ ズレ防止ベルト付膝関節用 スポーツタイプ ズレ防止ベルト付
手関節装具の一例手関節装具の一例
手関節用 アルミステイ入り装具手関節用 アルミステイ入り装具
腰椎疾患・腰椎外傷

腰椎分離症と腰椎椎間板ヘルニアの2つは、若年者のスポーツで誘発・悪化される疾患として重要です。中高生で腰痛が長引く時は特にこの2疾患を疑い、早期に整形外科で精査を受けることをお勧めします。初期から適切な治療を受けることで治癒に至ることも少なくありません。

腰椎の分離症や椎間板ヘルニアの場合、体幹装具(コルセット)の装着は治療の基本となります。
若年者の身体的成長を阻害しないよう、且つ精神的ストレスを極力減らすよう、素材と形態を工夫した装具を作成します。

なお、軽症者や回復期には運動復帰も可能となるよう、腰回りが動きやすいスポーツ用腰椎ベルトもご提案可能です。

一般的な腰椎ベルト(後方アルミ支柱入り、メッシュタイプ)一般的な腰椎ベルト(後方アルミ支柱入り、メッシュタイプ)
動き易さを重視しつつ、安定性も高めたスポーツタイプ回復期の腰痛再発抑止に。動き易さを重視しつつ、安定性も高めたスポーツタイプ回復期の腰痛再発抑止に。