院長 平竜三のブログ診察室では伝え切れない、詳しい医療情報を語ります

広義のプラセボ

  • 2008.03.21
【4】プラセボ効果 続き。広義のプラセボ  プラセボは元々、偽薬、つまりクスリに関わる言葉です。    プラセボは、本物の薬(薬理効果が十分に期待できる成分が含まれている薬)の効果を、心理的効果を抜きに判定するために、比較対象試験の際に使われます。現代においては、厳密な統計科学的試験のためにはランダム化対象試験 (Randomized Controlled Trial)が実施される場合が多く、プラセボの利用が不可欠となっています。    しかし、医学の中では更に意味が拡大され...

プラセボ効果 続き。 人は騙されて効く?

  • 2008.03.20
【3】プラセボ効果 続き。 人は騙されて効く?  プラセボ、は偽クスリのことでした。病気に効く薬を飲んでいる、という安心感は、少なからず症状を緩和することがしばしばみられます。 人は、精神の安定が症状の改善に密接に関係していることがわかってきました。    心と体を繋いでいる神経のインターフェイス機構が自律神経です。暗示的に潜在意識に作用したイメージは、意識しないうちに自律神経を介して体に作用します。暗示は良い作用も悪い作用ももたらす可 能性があります。    プラセボ効果の...

プラセボ効果とは?

  • 2008.03.19
【2】プラセボ効果とは?  「プラセボ効果」という言葉はご存知でしょうか? 「プラシーボ」とも呼びます。  英語の綴りはplacebo。日本語では「偽薬」効果、と訳されています。  プラセボ効果とは、簡単に言うと、 「このクスリは良く効く」と思い込んで飲むと、例え薬効がないはずの偽薬であっても病気の症状などが良くなってしまう効果のことです。良い意味での暗示効果と言えます。    「プラセボ」とは、偽薬。「ぎやく」と呼びますが、その名の通り、にせぐすり、です。  何か本物の薬があ...
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