アトピー性皮膚炎 総合治療
―皮膚に塗るだけでは治りません。全身から治療します。―

アトピー性皮膚炎に対する当院の取り組み

第1章 カユミ・赤み・湿疹でお悩みのあなたへ

第1章 カユミ・赤み・湿疹でお悩みのあなたへ

アトピー性皮膚炎は、「皮膚だけの病気」ではありません。

  • 夜、眠れないほどのかゆみ。
  • 鏡を見るたびに気持ちが沈む。
  • 周りの人に「肌が赤いね」と言われるたびに、胸が痛む・・・

そんな日々を過ごしている方が、全国に数え切れないほどいます。薬を塗っても、おさまったと思えばまた再発… そんな繰り返しの中で
「もう仕方ないかも」
「一生付き合うしかないのかな」
と感じている方も多いでしょう。実際、皮膚科でもそう言われてしまいます。
しかし、本当にそうでしょうか?

当院はアトピーを、ただ薬で【抑える】のではなく、【治る方向に導く】ことを目指しています。
皮膚の奥深くの体質、血液、腸、そして自律神経、習慣、考え方。それら全てを整えることが、真の治癒への道です。

ここから先に書かれている内容が、あなたの新しい人生への第一歩になることを願っています。

第2章 社会的背景:増え続けるアトピー患者

第2章 社会的背景:増え続けるアトピー患者

日本では、アトピー性皮膚炎の患者さんは年々増えており、厚生労働省の統計や、民間の医療データペース解析によると、直近2024年では少なくとも100万人以上、多く見ると200〜300万人規模の方が何らかの形でアトピーに悩んでいると推定されています。
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男女差は、男性の罹患率が3.0%に対して女性は5.4%と、女性に多い傾向がみられます。
年齢的には40代が最も多く、続いて50代、次に30代に多くみられます。小児のアトピー性皮膚炎有病率が約10%と多いものの、決して子供だけの疾患ではなく、むしろ働き盛りの大人にアトピー罹患者が多い事実があります。

さらに「人生のどこかでアトピーを経験する人」は全体の15%前後(およそ6〜7人に1人)にのぼるとの報告もあります。
つまり、アトピーは「ごく一部の人の特殊な病気」ではなく、
とても身近で、多くの人が長く付き合わされている病気だと言えます。

特に子どもの時に治りきらず、そのまま大人になっても続く、あるいはさらに悪化する例が増えており、「一時的な病気」ではなく「長く付き合う病態」となっているのが現実です。

かゆみで夜眠れず、集中力を失い、仕事や学業に支障をきたす人。
見た目への不安から、人前に出ることを恐れ、萎縮してしまう人。
「この肌のせいで、自分の人生が狭まっていく」と感じている人

も少なくありません。

アトピーは身体的な苦痛だけではなく、社会的・心理的・経済的にも負の影響を及ぼす恐れのある病です。

その背景には、現代人の腸内環境の乱れ、食品添加物や化学物質の増加、ストレス過多、睡眠不足などが複雑に絡み合っています。
だからこそ、アトピーは《塗るだけ》の治療では限界があるのです。

当院は、こうした現代社会の構造的な問題を見据えながら、一人ひとりの体と心に寄り添う医療を行っています。

第3章 当院の考え方:腸・血液・免疫の三位一体治療

第3章 当院の考え方:腸・血液・免疫の三位一体治療

当院が考えるアトピーの本質は、「免疫システムの誤作動」です。
つまり血液全体の炎症傾向です。そしてその根っこには、腸内環境の乱れがあります。

腸は“第二の脳”とも呼ばれ、免疫細胞の約7割が集まる臓器です。 ここに炎症が起こると、腸粘膜から微細な抗原毒素が血液へ流れ込み、全身の免疫システムが炎症を起こします。また、腸粘膜直下で強く刺激にさらされた免疫細胞(白血球)は、異常に活性化し血中に炎症性情報伝達物質を過剰放出します。

それが、皮膚病変として発現したものがアトピー性皮膚炎なのです。

それが、皮膚病変として発現したものがアトピー性皮膚炎なのです。

要するに、「アトピーは、腸と血液がアトピー」なのです。
体中の火事が皮膚表面に噴き出したもの、というイメージです。

したがって、治療は皮膚だけでなく、腸→血液→免疫の3層から進める必要があります。

食事の改善、栄養補助、血液クレンジング、無機ミネラルによるスキンケア、そしてストレスと自律神経のコントロール。
それぞれが互いに繋がり、補い合い、体が本来持つ「自己修復力」を呼び戻します。

私たちはステロイドや抗ヒスタミン剤を否定するものではありませんが、症状を抑えるだけの医療ではなく、《皮膚の奥にある根っこ》に働きかける体質改善の医療をご提案します。

第4章 診療の流れと検査

第4章 診療の流れと検査

当院の診療は、まず「徹底的に調べること」から始まります。
皮膚の症状だけでなく、血液・腸・自律神経の状態を総合的に評価します。

  • 免疫力検査
    リンパ球バランスを調べ、ご自身の免疫システムが「過剰爆撃をしているのか?」 あるいは「防衛力が低下しているのか?」を見極めます。
  • 酸化ストレス検査(d-ROM)
    体がどれほど酸化しているかを数値化します。
  • 生物学的活性酸素除去能力検査(BAP)
    体が活性酸素とたたかう能力、すなわち抗酸化酵素の活性度を測定します。
  • 生体血液顕微鏡検査
    特殊な暗視野顕微鏡で、生きた血液をリアルタイムに観察。血液の滞りや毒素塊、免疫系ストレス反応などをその場でご一緒に目で見ることができます。
  • 尿インドールテスト
    腸内毒素の量を測定し、「隠れ便秘」を見つけます。アトピーの治療の初期検査として重要です。
  • AMSAT検査
    もともとはロシア科学アカデミーで宇宙飛行士の健康状態を、血液検査を使わずに速やか評価する目的で開発された技術です。身体の電気的パターンから全身臓器活動性とリスクを数値化します。大局的に現状の病態を理解する上で大変有益です。
  • 自律神経ストレス検
    今現在、メンタルや習慣が自律神経にどの程度負担をかけているかが数値とグラフで示されます。自律神経は免疫機能と密接に関連していると考えられています。ご自身で自律神経の状態を知ることは生活習慣の見直しに役立ちます。

これら検査情報をもとに、あなたの体がどこで炎症を起こし、どこがバランスを崩しているかを明確化し、最短で改善へ導く治療計画を立てます。

第5章 治療手段

第5章 治療手段

アトピーを改善するためには、「皮膚の外側」と「体の内側」に、同時に優しく働きかけることが大切です。当院では次の3つの柱を中心に、体質や生活環境に合わせた個別の治療プランを提案しています。

栄養指導

栄養指導

現在の食事内容を丁寧に分析し、「体に合うもの」「避けた方がよいもの」を一緒に見極めます。
腸内環境は300兆個以上の細菌がつくる大きな社会のようなもので、一度悪玉菌が優位になると長く居座り続けます。
そのため、食生活の改善に加えて、機能性食品・オリゴ糖・特定のサプリメントを活用し、腸内細菌バランスを良い方向に誘導していく必要があります。
年齢・体格・ライフスタイル・経済的事情も考慮し、無理のない継続可能な治療プランをご提案します。

点滴療法

点滴療法

血液の中の炎症や酸化ストレスに直接アプローチし、細胞の回復をサポートするカラダに優しい治療法です。
使用する成分はすべて、ビタミン・ミネラル・アミノ酸など、本来体の中に存在する栄養素が中心で、食事では補いきれない量の補給が可能になります。
体の内側から穏やかに炎症を整えることで、皮膚の回復過程を支えることが目的です。
(※効果には個人差があり、治療効果を保証するものではありません。)

スキンケアと外用治療

スキンケアと外用治療

当院では、ステロイド外用薬を急に中止するのではなく、必要最小限の使用を目標に、医師の管理のもとで安全に減量していきます。リバウンドを避けるため、自己判断での急な中止はおすすめできません。
皮膚の炎症やかゆみを抑えるため、天然ミネラルを主体とした低刺激スキンケアを推奨しています。
皮膚の酸化を抑え、常在菌バランスを整え、肌本来のバリア力を取り戻すことを目指します。
また、洗剤・柔軟剤・芳香剤・化粧品などの化学物質がアトピーを悪化させる場合もあるため、生活環境の見直しも重要な治療の一部です。
肌が休まる暮らし方を、一緒に整えていきます。

第6章 治療期間と改善の目安

第6章 治療期間と改善の目安

アトピー性皮膚炎の改善スピードは、一人ひとり異なります。
症状の重さ、アトピーが続いていた期間(有病期間)、薬の使用状況と副作用の影響、生活習慣、住環境、年齢、遺伝的要素など、多くの要因が複雑に絡み合うためです。
こうした条件がある場合でも、適切な治療を継続すれば改善していく可能性は十分にあります。
実際、当院での経験では、早い方では1か月ほどで炎症が落ち着いた例がある一方、体質改善に半年以上の通院を要した方もいらっしゃいます。
治療の進み方を決める最も大切な要素は、治療内容そのもの以上に、ご本人の「本気度」と「継続力」です。
これに加えて、改善を支える4つのポイントを以下にまとめました。

アトピー改善の4つの鍵

本気で治すと決意する。
医師の指示を素直に実行する。
定期的に通院し、治療を継続する。
焦らず、諦めずに続ける。

この4つを大切にできる方は、治療の効果を最大限に発揮できる傾向があります。
(※治療効果には個人差があり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。)

第7章 ご費用 (自費診療分)

料金はすべて税込表示です。

検査

アトピー外来初診料 3,300円
自律神経測定検査 5,500円
インドールテスト(腸内毒素測定) 12,100円
抗酸化力検査(d-ROM)※採血 16,500円
細胞酸化度測定(BAP)※採血 16,500円
AMSAT検査(全身電子診断装置) 13,200円
脂肪酸プロファイル分析 ※採血 24,200円

サプリメント(医薬品ではありません)

※いずれも効果効能を保証するものではなく、医学的に確立された治療法ではありません。

CBDオイル(Biosyyd社)10ml 12,100円
アルカリッシュ(アルカリ化サプリ) 4,950円
コアケア(フルスペクトラムオメガオイル) 9,400円
テラリス スキンジェル 5,500円

点滴療法 (自由診療・効果効能は保証されていません)

※厚生労働省の医薬品保証制度の対象外です。

グルタチオン(1000mg)点滴 9,900円
マイヤーズカクテル PLUS 12,100円
MINELEX(還元ミネラル)点滴 27,500円
歯髄由来幹細胞上清液点滴(3単位) 42,900円
不死化幹細胞上清液点滴(3単位) 110,000円

上記の全てが必要ではありません。一人ひとりの症状や病態、通院パターン、経済的状況などを総合的に考慮し、対話の中で最適解を探りつつ治療法をご提案いたします。

※当院の治療は自由診療(保険適用外)です。
※治療効果には個人差があります。改善を保証するものではありません。
※幹細胞上清液点滴など一部の治療は、医学的有効性・安全性が十分に確立された治療ではありません。
※サプリメント・外用剤は医薬品ではなく、効果効能を示すものではありません。
※ご心配な点は必ず医師にご相談ください。

第8章 実例紹介

― 院長自身のアトピー治療体験 ―

実は、私自身も長年のアトピー性皮膚炎で悩まされていました。

発症は中学2年の頃。最初は肘の内側がかゆく、引っかいてただれる程度でしたが、次第に膝の裏、脇、腹部、首、顔へと広がっていきました。体が温まると強いかゆみが起こり、寝ている間に掻き壊しては血がにじむ。下着に赤い跡が残ることも日常でした。
医師になってからは、睡眠不足・ストレス・不規則な生活が重なり、症状はさらに悪化。仕事にも支障が出るほどで、「この肌と一生付き合うしかないのか」と、諦めに近い気持ちになっていた時期もありました。
30歳頃からは栄養学や健康法を学び、食生活を徹底的に見直しました。しかし、理論上は改善するはずと思っていても、実際の皮膚症状は良くならず、むしろ慢性化していきました。皮膚科医の先生方にも相談し、ステロイド外用薬や免疫抑制剤(タクロリムス)を試し、さまざまな助言も受けましたが、私の場合は大きな改善が得られませんでした。
「予防医学を掲げ、患者さんに勧めている開業医として、この肌の容貌ででは説得力がない」
― その思いが強い原動力となり、自分自身で徹底的に治療方法を見直す決意をしました。
そこで基本に立ち返り、腸内環境と血液環境の両面からアプローチする方法を、自らの身体で試すことにしました。
まずは腸活です。
食事内容を抜本的に見直し、サプリメントもゼロから組み替えました。

基本として、抗原性の高い小麦食品や乳製品は今まで以上に徹底排除しました。
「少しくらい良いだろう」という気持ちを抑え、可能な限りこれらの食品を除きました。

また、分子栄養学を調査している過程で、一般的に「アレルギーに良い」とされるオメガ3オイルが、人によっては炎症を悪化させる可能性があることに気づき、それまで接種していたオメガ3オイルの摂取を中止。その頃から、わずかにかゆみが減った感覚がありました。

さらに腸内細菌バランスを整えるサプリメントやオリゴ糖を取り入れ、炎症を誘発しやすい食品は徹底的に避けました。
続いて、点滴療法を本格的に導入。
週2回、グルタチオン・ビタミンC・複合ミネラルを中心とした点滴を継続しました(当院の看護スタッフにも協力してもらいました)。
すると、わずか1か月ほどで顔の赤みが引き、全身のかゆみが徐々に収まっていきました。
2か月後には、肌が自然にしっとりと潤い、
自分の肌が生まれ変わったようだ」と感じる瞬間がありました。
気づけば周囲の人から、「先生、若返りましたね」「顔色がまるで別人みたいです」と驚かれることが増え、写真を見返すとその変化は自分でも驚くほど明らかでした。

院長 平 竜三 の顔変化

2012年

おでこや首、こめかみなどが真っ赤に腫れてます。

おでこや首、こめかみなどが真っ赤に腫れてます。
2018年

おでこ、こめかみ、頭皮、耳周囲などが真っ赤に腫れてボコボコでした。
ステロイドはほとんど効かず、むしろ悪化傾向でした。

おでこ、こめかみ、頭皮、耳周囲などが真っ赤に腫れてボコボコでした
2019年

この頃、まるで老人の容貌。体形もやせて肩のラインが尖ってます。
この後、徹底的にアトピー治療を開始。
高濃度ビタミンC点滴 、ミネラル点滴などを組み合わせて治療。

この頃、まるで老人の容貌。体形もやせて肩のラインが尖ってます。
2021年

腫れが取れてカユミもなくなりましたが、まだ少し肌色がクスんでいます。
さらに、グルタチオンを強化した点滴を続けた結果…

腫れが取れてカユミもなくなりましたが、まだ少し肌色がクスんでいます。
2022年

色が白く抜けてきました。これ以降、点滴の頻度は減らしました。

色が白く抜けてきました。これ以降、点滴の頻度は減らしました。
2023年

透明感がさらに増しました。
スキンローションやオイルはほとんど塗らなくてもこの状態です。

透明感がさらに増しました。
2024年(最初の写真から12年経過)

肌の健康を取り戻したのみならず、体格的にも肩幅と胸が厚くなり、以前より健康度や体力気力が充実してきた感じがします。
年齢は重ねているので無理はしないよう心がけていますが、仕事の疲労感もほとんど感じません。

肌の健康を取り戻したのみならず、体格的にも肩幅と胸が厚くなり、以前より健康度や体力気力が充実してきた感じがします。
2012年、2019年―。

そして2020年に点滴療法を開始してから2021年、2022年、2023年、2024年へと、肌の状態は大きく改善していきました。乾燥で粉を吹いていた肌が、今ではオイルを塗らなくても自然な潤いと透明感を保てています。
もちろん、これはあくまでも私個人の体験であり、すべての患者さんに同じ結果を保証するものではありません。
しかし、長年苦しんでいたアトピーでも、正しい視点と適切な方法を積み重ねれば、改善の可能性が確かにあるという実感を得ました。
この体験をもとに、私は治療体系を整理し、現在では多くの患者さんの治療に応用しています。医療広告の規制上、個別の経過を具体的に掲載することはできませんが、これまでに多くの患者さんが実際に改善を実感されています。
もし今、あなたが、

「どうせ何をしても変わらない」
「もう諦めるしかない」

と感じているなら――どうか、私の実例をごらんになってみてください。
あなたはまだ《自分に合った治療》に出会っていないだけかもしれません。
私がそうであったように、
あなたの肌にも、必ず“再生のチャンス”があります。

今の治療で改善がみられない方は、これまでとは違う視点で、別のアプローチを試すことも選択肢に入れてみてください。